今日は、久しぶりのすっきりした秋晴れですね。
とはいえ、急に冷え込んで困ったものです。
昨日、ちょっと嬉しい事がありました。
数日前からほしいなぁ〜と思っていた本が、思ってもないところから手に入ったんです。
室井綽(むろいひろし)という人の本なのですが、この方日本でも有数の竹の権威なのです。
冨士竹類研究所の所長を務め、竹と笹の分類法の発表をはじめ、竹の研究に生涯をささげた竹博士でした。
で、この方の本なのですが、すでに絶版で古書価がついている物も多いのです。一番ほしい「竹と笹」という本なんかは、17000円〜といった価値になっています。
で、昨日手に入れた本ですが「ものと人間の文化史 竹」という本で、実売価格は980円のものです。
ですが、現在の古書店などのホームページを見ると大体1500〜(汚れ等ある状態が最安)といった感じなんです。
本当にビックリしました。
何気なく近所の本屋さんに入ったら、780円均一で投売りされている棚に見たことある背表紙があるじゃないですか。
しかも、汚れや書き込みなどのない、かなり状態のいいものです。
すぐに確保しましたよ。
それから、もしかしたら同じ作家の本がないかと棚を2周もして調べてしまいました。
残念ながら、他にはありませんでした。
それにしても、数日前からほしいなぁ〜と思っていた本が、思っていたよりも安く手に入るんですから世の中わからないですね。本当に驚きました。
葛山幻海