2012年10月24日

尺八を吹く時の口の理想

おはようございます。
寒冷前線が通り過ぎた今、急激に寒くなりましたね。
家のブルーベリーも紅葉しだして、秋が深くなってきた事を感じさせます。

さて、みなさんは尺八を吹く時の口の形を意識しているでしょうか?
よく唇を引くなんていいますが、今日のお話は口の内側のことです。

なぜ、こんな話をするかというと「響き」を得るためなのです。
驚くかもしれませんが、尺八は尺八本体だけから音を鳴らしているのではありません。
実は、口や頭、体にも影響しているのです。

声楽家の歌声をイメージしてください。
ハリがあってノビのある豊かな響きの歌声は、文字通り口先だけではなく、体全体を使っているからこそのものなのです。
その体の使い方には、腹式呼吸で胸部を開き部屋を作ったり、ノド仏を下げてのどを開いたり、鼻腔を広げたりと色々ありますが、その中でも特に重要なのは口内に空洞を作る事です。
イメージとしては、口の中にゆで卵一つ入れたかのような感じです。

こうやって尺八を吹くことで豊かな響きを得る事ができます。
明暗流系では、唇を緩め。琴古流系では、片方の頬を膨らませながら、なんていわれます。
最初は、大変かもしれませんがその効果は絶大です。
声楽家たちも最初は呼吸法や身体操作といった基本ばかり叩き込まれます。
そういった苦しい基本があるからこそのあの歌声なのです。
是非、取り組んでみてください。


葛山幻海
posted by 幻海 at 09:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 尺八練習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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