八十八夜を超えて、新茶の薫季節になって来ましたね。
さて、まずはホームページの更新情報をば。
霧海ヂ鈴慕の参考音源を追加しました。
さらに弦間氏の「甲州の虚無僧」という書籍に幻海も参考資料を提供し、それがご縁で書籍の専属委託販売を始めることになりました。私書本であり、もともとは非売品のつもりで限定100冊で製作されたそうですが、ちょっとでも自分の研究を後世に役立ててほしいと言うことでこの度、販売する事になりました。送料込みで¥2000ですのでよければどうぞ。
と、ホームページの発表は以上です。
私事ですが、自家製でお茶を精製してみました。以外に簡単においしくできるものなんですね。
ことの発端は、いつも山菜を取りに行く山奥にお茶の木が点々と自生しているのを発見したことです。数年前から気になっていたのですが、この度、一念発起しダメで元々とやってみました。色々と調べてみたところ、新茶を積むときは1芯2葉を最高としているそうです。ですので、うちもそれに倣って採取してみました。摘むのは以外に簡単で、素手でポキッと小気味良い音を立てながら取ることが出来ます。とりあえず、おっかなびっくりなので150gほどにしておきました。(写真とっておけばよかったー)
次に採取したものを飲めるようにしなければいけません。作り方は、「家庭でできる簡単なお茶の作り方」というホームページを参考にしました。まずは煎茶です。
・
・
・
作っている感想は端折ります。
初体験と言うこともあり、ちょっと焦がしてしまったのか見た目は煎茶というよりは、ほうじ茶のような色合いになっています。早速試飲と少量を恐る恐る急須に入れ、さほど熱くないお湯を注ぎました。そして、待つこと数分!いざ、お茶を注いで観るとほぼ無色透明。「こりゃ失敗かな〜?」と湯飲みを口に近づけた瞬間、まるで栗を茹でた時のような甘い香りが鼻腔をくすぐり、一口すすれば口中にえもいわれぬ甘味?お茶の香り?が広がります。思わず家族全員笑ってしまいました「何てうまいんだ!!」と。見た目は白湯かと見まごう程のものになんて濃厚な味と香りなのだと。今までお茶に上手い不味いがあるのは解っていても、それほど感心をよせていなかった私ですが、「こんなにお茶っておいしんだ」と感無量の一服でした(自画自賛です)。
専門的な製法ではありませんが、以外に簡単にお茶って作れるんですね。自分で作れば至高の甘露。是非、多くの人に味わってもらい体験してもらいたいものです。次は、紅茶を作ってみたいな〜
葛山幻海