おはようございます。
今朝はいい天気、本当にこれから雨模様になるのでしょうか?
さて、今日は尺八を吹く時の姿勢についてアドバイスしたいと思います。
いい音を出そうと思えば、できるだけ力を入れずに尺八を持つ必要があります。
とはいえ、そうは頭で解っていても、あっちに力が入り、あっちを抜けばこっちに力が入ってしまうという始末。
うまくコントロールしようとするのは、至難です。
では、どうすればうまく力を抜けるようになるか。
今日のポイントは、
「力が抜けないなら、力を入れればよい」です。
なんでしょう、まるで「パンがないならお菓子を食べればいい」といわんばかりです。
とりあえず、方法をお教えしましょう。
吹く前に、思いっきり首をすくめるように肩に力をいれます。
それを数秒したら、一気に力を抜きます。
これだけです。
この力を抜いて、肩や手の力がだらんと垂れた状態。
これが、一番よく脱力できている状態です。
簡単でしょう。
これをやってから吹き始めれば、無駄な力を入れなくてすみます。
もし、「また力が入ってきているな」と思ったら、もう一度繰り返せばいいのです。
練習というのは、無理やたらと難しい事をすればいいというものではありません。
こういった事は、単純であればあるほどよいのです。
是非、練習の前に取り入れてもらえたらと思います。
葛山幻海