今日も今日とて暑くなりそうです。
昨日は、雨が降りそうだったのですが、私のところは結局、雀の泪ほども降りませんでしたよ。
さて、タイトルにも書きましたが、自作尺八の漆塗り・歌口入れなどの代行をこの度、始めることにしました。
といいますのも、最近、そういったご相談が多くなってきたものですから…。
確かに、自分で漆を塗ったり、歌口を入れるとなると素人ではちょっと戸惑ってしまうと思います。「せっかくいい音が出ているのに台無しになったらどうしよう」、その気持、痛いほどよく解ります。それなら、専門家にお願いしたい。誰もが思うはずです。
でも、職人気質の工房に尺八を買いもしないのに頼むというのはちょっと、いや大いに気が引けることでしょう。まぁ、どこの工房でもよっぽど親しいあるいは常連でない限り嫌がります。そりゃ、ほとんどお金にならないですから…。
そこで、私が天に向かって腕を伸ばします。「それなら私のところに持って来い」と。あなたが自作した尺八の内部に綺麗に漆を塗り、歌口には黒々と光る水牛の角を、また外側は綺麗に磨き上げて進ぜよう。そうすれば、ちょっとしたものにはなります。自作の尺八があなたにあるならば、よろしければご相談ください。
葛山幻海