2012年01月01日

新年、明けましておめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます。
ついに2012年がやってまいりました。2011年は苦難な年でした。
その苦しみを忘れず、今年に活かせていけばいいですね。

かく言う私は、大晦日恒例のバーベキューをしながらウィスキーをたらふく煽り、除夜の鐘が鳴り出す頃には昏倒しておりました。いや〜、コレじゃダメですね。今年はこうならないようにしなくては…。

さて、本年も尺八修理工房ともどもどうぞよろしくお願いします。
それでは、御節を食べながら一杯といきますかって、おいおい

葛山幻海
posted by 幻海 at 08:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月03日

初詣に行ってきました

おはようございます。
昨日は、初詣にご近所の名刹・金剛寺に行ってきました。

金剛寺

朱塗りの山門と阿吽の金剛力士像がものすごく立派なお寺です。
ここ金剛寺は、南北朝時代に両家の天皇のご在所があったこと大楠公・楠正成にゆかりがあったり、豊臣秀吉がお気に入りの天野酒を醸造していたことでも有名です。

あいにく、本堂である金堂は改修修理を行なっている為に見れません。修理完了は平成30年ごろになるそうです。ぜひ、ここらにお立ち寄りの際には、よってほしい名刹ですね。


葛山幻海
posted by 幻海 at 09:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月05日

地無し尺八吹奏の心得

おはようございます。
昨日は、大阪は寒かったですね。時々、雪がちらついていましたよ。


さて、今日は地無し尺八の吹奏の心得のようなもの?、音を出す時の奏法のようなものを先人の知恵から引用したいと思います。何故、地無しかというと地塗り(現代管)よりも微妙な音のニュアンスや表現・加減が必要だからです。その機微を知るためには、まずは頭や心の中にそういうものかと納得させるのが一番です。

とりあえず列挙します。

@太い息を直線的にいれて擦れた音をともなって吹きだす
A太い息を穏やかに流して擦れた音をともなわないで吹きだす
B息を歌口の外にあててメツて吹く
C松風が吹き抜けるように清爽枯淡なひびきで吹きだす
D谷間風が笹をなでるような趣で、指をカザシ歌口をかすれて吹きだす
Eアゴメリから静かに吹きだす
F唇を緩め、管内に息を流して幽玄な雰囲気で吹きだす
Gウカシて吹く
H初めから澄み切った余韻で吹く
Iハズミをつけた高音で強く、太く、一気呵成に吹く

などなど、解るような解らないような…しかし、地無しを触っていれば何となくそういうものかというニュアンスが感じ取れると思います。こういった表現は地塗りではなかなかできません。できれば、一度は地無し尺八にもチャレンジしてもらいたいものです。なかなか、思うようにならない面白いものですよ。
地無しが絶対ではありませんし、地塗りが絶対でもありません。できれば、どちらの良いところも身につけて、音楽の表現を増やしてもらえたらと思うしだいです。

葛山幻海
posted by 幻海 at 09:54| Comment(0) | 尺八練習 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
尺八の修理・販売のことは、尺八修理工房幻海にご相談ください。英語版サイトもあります。他にも、尺八の保管方法などお得な情報も発信中。尺八関連の小物(譜面台・歌口キャップなど)の販売はGNKAI Music Web Shop
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